2008 July

Paris

 
 
 
 
 
カルチェ財団でセザールの展覧会を見る。会場構成はカルチェ財団の設計者、ジャン・ヌーベル。ずいぶん前、ヴェネツィアビエンナーレのフランス代表だったこと思い出す。マルヌ川のほとりにあるセザールのアトリエは友人のM氏の設計で、巨大な作品の搬出用にアトリエに直接船が接岸できるようになっていて、その光景は圧巻。大きな作品を作るアーティストは、搬入・搬出までオーガナイズしなくてはいけないなんて。セザールのいろいろな作風を一挙に見られてとても面白い。

 

Paris

 
 
 
ポンピドーセンターに建築家、ドミニック・ペローの展覧会を見に行く。建築家なのにアーティストっぽく、オブジェのようなコンセプト模型の展覧会も多い中、図面と模型のオーソドックスな展覧会にほっとする。何よりもこの不景気のさなか、圧倒的なプロジェクトの多さと、その大きさに感動する。工期も長いなか事務所を持ちこたえていくのは大変なこと。経営者としての手腕もすごい・・・。模型も完成度が高く素晴らしい。

 

Paris

 
 
 
建築家、ラカトン&ヴァッサル氏の受賞のお祝いで、事務所でパーティーがある。友人のN嬢のお誘いで、事務所見学方々伺う。工場のような建物の上層部のロフトのような事務所。N嬢から聞いていたとおりの、気さくなお人柄のとても魅力的なご夫妻。

 

Paris

 
 
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友人の建築家X氏のデザインしたギャラリーのヴェルニッサージュに伺う。オーナーは日本の埴輪や古代布のコレクターだそうで、パリらしいカーヴのような空間で見る「埴輪」は何だか新鮮。パリはこういう空間がたくさんあって本当にギャラリーにはぴったりな街。
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